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即時荷重インプラントとは

こんにちは。名取えびな歯科です。

今回は即時荷重インプラントに関してお話しします。

通常のインプラント治療では、顎の骨とインプラント体が結合するまでは残念ながら歯がない期間が存在します。

顎の骨にインプラント体を埋め込んだ後、骨とインプラント体の結合を待つ必要があるのですが、従来その期間は仮歯でさえ入れることができませんでした。そのため最大で半年間ほど歯がない状態で過ごすことになるため、食事や会話が思うように出来なかったり、見た目を気にするのがストレスになったりするといったデメリットがあります。

そこで開発されたのが、即時荷重インプラントです。

即時荷重インプラントは、一定の条件が整えばインプラントを埋め込んだ後にアバットメント(インプラントの土台)と仮歯を手術当日に装着することが可能です。手術当日に仮歯が入るため、歯がない期間を過ごす必要がありません。見た目を気にせず過ごすことができます。(ただし即時荷重インプラントは、すぐに噛む機能を完全に回復できるものではなく、あくまで審美面や発音のしにくさを補うためのものです。)

前回お話した「抜歯即時インプラント」や「即時荷重インプラント」は、比較的難易度の高い治療と言われています。もちろん無条件にできるものではなく、インプラント手術時に複数の条件を満たす必要があります。

名取えびな歯科ではセミナーや学会を通じて常に技術のアップデートを行い、患者さんに最良の治療を提供できる様に日々研鑽しております。

 

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