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低侵襲性インプラントとは

こんにちは、名取えびな歯科です。

本日は当院のインプラント治療の特徴の1つである、「低侵襲インプラント」に関してお話しします。

当院ではインプラントに限らず全体的な治療方針として、痛みを極力おさえる方法として「MI治療」を採用しています。”MI”とはMinimal Intervertionの略で、できる限り歯を削らず、できる限り神経を取らず、本当に悪い部分だけを修復させるといった考え方の治療法です。

以前はインプラント治療のため、骨量の少ない患者さんには他の部位から骨を移植して新しく骨を増生してからインプラント治療を行っていまいた。そのため侵襲はどうしても大きくなり、術後に腫れや痛みを訴える方が多くいました。

名取えびな歯科では4Sコンセプトに則り、事前に綿密な診断と設計を行い、手術時に特殊な器具を使用することで、可能な限り骨造成を行わない低侵襲のインプラント治療を行っております。移植や骨造成をせずにインプラントを埋入させるので、身体的な負担を軽減できるだけでなく、治療期間の大幅な短縮や、治療費も節約できるため、経済的な負担も軽減できます。また症例によっては粘膜を切開しない「フラップレスインプラント治療」を行い、術後の疼痛を最小限に抑えます。

極端に骨量が少なく、どうしても難易度の高い患者さんには骨造成を勧めることもありますが、不必要な治療を勧めることは絶対ありませんのでご安心ください。

また従来は抜歯をして暫く待ってからインプラントを埋入しておりましたが、当院では「抜歯即時埋入」という、やや高度なテクニックが可能です。歯を抜く際に同時にインプラントの埋入を行うことで、本来吸収されるはずの骨の吸収量を最小限に抑えることが可能です。このように様々な技術を活かし、患者さんの骨を守る治療を心掛けています。

次は治癒過程の満足度に寄与する、「インプラント即時荷重」の話をします。

 

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