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お子さんの歯を守るシーラントとは?

こんにちは。名取えびな歯科です。

シーラントという、お子さんにおすすめの虫歯予防があるとご存知ですか?

シーラント治療とはフッ素塗布に並んでお子さんによく行われる虫歯の予防処置です。虫歯ができやすい場所はだいたい決まっていますが、最もできやすいのが歯の裂孔部分(溝)です。

歯の裂孔部分は歯ブラシが届きません。

そのため、ここに食べ物のカスが挟まったままだと虫歯になってしまいます。

シーラントはこの裂孔を封鎖し、虫歯を予防する治療方法です。

① シーラント治療は、生えたての永久歯や乳歯であれば保険診療で行うことが出来ます。
お子さんの歯の溝が深い場合などには極めて有効な予防、歯科方法です。

②歯を削らないために痛みがありません。歯に優しい治療と言えます。

③ フッ素配合のレジンという素材で歯の溝を埋めることで食べカスや汚れが溝に入らないようにして生えたての永久歯の虫歯を防ぎます。

④シーラントには「フッ素徐放性」といって、少しずつフッ素を放出し、歯が強くなる効果や、除菌する効果もあります。

名取えびな歯科で使用しているシーラント材料はバイオアクティブ素材「S-PRGフィラー」を
応用した歯科関連製品群「Giomer(ジャイオマー)」が含まれており、口腔内環境の健全化をお手伝いします。

乳歯の奥歯が生えたとき(3歳〜)や、永久歯の奥歯が生えてきた時(6歳ごろ)が、シーラントのおすすめの時期です。生えてきたての永久歯は乳歯と同じ位とても軟らかく14歳までに徐々に硬くなっていきます。

シーラント治療はとても効果的な予防処置ですが、しかしシーラントをしたらもうずっと安心!というわけではありません。最も重要なのは正確な歯ブラシ方法のトレーニングです。
またシーラントは欠けてしまうこともあります。定期検診をうけ大事な歯を守りましょう。

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